中山道ウォーキング その2 中津川~落合宿~馬籠宿~妻籠宿~南木曽

前回に続いて,今日も中山道を歩きに行ってきました。今回は,中津川~落合宿~馬籠宿~妻籠宿~南木曽というルート。

今回のコースは,ヤマレコによるトラッキングをし忘れたので,Google Mapsのタイムラインからエクスポートしたもので。

まず,スタートはJR中津川駅。ただ今工事中。

そこから中津川宿を経由しましたが,街中で宿場町の雰囲気はあまりなく,高札場があった程度でした。

そこからアップダウンをくり返しながら集落をいくつか抜けて,落合宿へ。国道19号からほど近いところで,今でも普通に地元の方が生活されている集落でしたが,本陣が公開されていました。

落合宿本陣

きれいにされているので復元かなと思ったのですが,中で説明を聞くと,江戸時代後期に建てられて,200年以上経つ本物とのこと。門も当時のものだそうです。

比較的最近まで,所有者の方が生活されていて,そのため比較的保存状態もよいと。その後,中津川市に寄贈された上で傷んだ床などの補修を経て,現在は公開されているとのことです。リンクしたWebページには室内には上がれないと書かれていますが,上がって見学することができるようになっています。ボランティアの方も丁寧に説明していただけます。

ここから落合川を渡り,石畳を抜けていきます。この石畳も,一部は江戸時代当時のものが現存している貴重なものだそうです。

さらに進んでいくと,馬籠宿に到着。いやぁ,馬籠宿は完全に観光地ですね。人がすごい。人だらけ。ここまで,すれ違う人もほとんどいなかったのですが,一気に繁華街に。今回は素通りして,進んでいきます。

馬籠宿を望む
ここからは馬籠峠に向けて,山道を進んでいきます。やはり,馬籠宿~妻籠宿間の中山道は人気もあって,これまでよりは歩く人も多く見られます。というか,外国人の方がとても多い。ああ,観光地なんだなと感じます。京都や奈良もいいですが,こういう田舎の街道を歩くというのも日本を味わっていただくためにはいいなと思います。ただ,外国から旅行に来て,ガイドもなしに中山道を歩くというのはなかなか勇気があるなと。案内の看板も多国語で併記してあって充実していますが,それでも自分が海外で同じことができるかというとちょっと自信がない。
そのうちに馬籠峠に。

ここから先は,長野県に入り妻籠宿に向かって下っていきます。

これまでの岐阜県側は,中山道専用の舗装がされていたり,石畳になっていたりしたのですが,長野県に入ると,いきなり未舗装の道が多くなります。このあたりも,県によって違うんだなというのがおもしろいですね。

途中,男滝・女滝という二つの滝を通ります。

これは男滝

で,とうとう妻籠宿へ到着。

ここも結構人は来ていますが,馬籠宿とは比べものにならないです。妻籠宿ではおやつにおやきを食べてカロリーを補給。

その後,終点のJR南木曽駅に到着。無事,踏破!

なのですが,ちょっとハプニング。
南木曽駅に着いたのが14:50ごろ。駅に着くちょっと前に時刻表を見ると,中津川方面の普通列車は14:42に出発してしまったところ。次は,15:56の特急しなのまで列車がない。で,特急しなのの次は,16:28の普通列車までない。
というわけで,特急に乗るつもりはなかったのですが,やむを得ず,1時間待って,特急列車で名古屋へ。実は,今のワイドビューしなのになってから,しなの号に乗ったことがなくて,初めての383系乗車でした。(昔,しなのに乗ったときは,まだ381系でした)ずいぶん乗っていなかったんだなあと。
で,この特急しなの,自由席特急券で乗車したのですが(南木曽駅の切符販売は,委託販売のため,指定券は買えない),席はびっしり。かろうじて,空いている席を見つけて座れましたが,立ち席が出るほど。こんなに混んでいるとは思いませんでした。

今回歩いたのは,およそ18kmくらいですが,前回ほどではないにしろ,やはり疲れました。足に来ています。明日,無事に歩けるといいけど。

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