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Linuxでの省電力設定

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 先日,バッテリーを交換したThinkPad X1 Carbon, 基本バッテリーで運用 バッテリーが減ったら充電 という,スマホと同じような運用をしばらくしていたのですが,やはり,これはこれでバッテリーの充電サイクルが増えるのが気になる。また,バッテリーを100%まで充電することそのものがよくなくて,80%程度までの充電にしておくと,寿命が劇的に伸びるらしい。 結局、ノートパソコンは電源につなぎっぱなしにして良いの?ダメなの?  [lifehacker] 確かに,メーカー製PCだと,満充電させないためのユーティリティがついていることもある。が,実はこのPCはLinux (Linux Mint)を入れて使っているので,Lenovo純正のユーティリティは使えない。 で,調べてみたところ,Linux上でもtlpというソフトを使うことで,自動的に省電力設定を有効にしたり,バッテリーの充電閾値を設定したりできるようなので,インストールしてみた。また,現在の消費電力を確認することができるpowertopというソフトも入れてみた。 powertopはコマンドラインのソフトで,こんな感じ。 で,tlpをインストールし,/etc/tlp.confで, START_CHARGE_THRESH_BAT0=75 STOP_CHARGE_THRESH_BAT0=80 と設定すると,バッテリー残量75%で充電開始し,80%でストップするよう。 また,デフォルトの設定で,バッテリー使用時の消費電力を劇的に減らしてくれる。 とりあえず,これでしばらく使ってみようかな。

Linux Mintをインストール

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私が家で使うPCは,家族共用のデスクトップPCと,専用のノートPC(ThinkPad X1 Carbon 5th)との2個。主にノートPCの方を使っているけれど,使っているソフトを考えてみると,ブラウザとEmacs(エディタ)が動けばだいたい大丈夫。最近はWeb向けもしくはHTML+Javascriptなプログラムが多いので,実はWindowsでもWindows Subsystem for Linux上でUbuntuを使っていたりすることがあって,実はWindowsいらなくない?という状況。 というわけで,ThinkPadからWindows 10にはサヨナラしてもらい,Linuxを入れることに。 もちろん,あとから戻したくなることも十分考えられるので,リカバリメディアはUSBメモリに作成しておきました。これで安心してフォーマットできる。 で,じゃあLinuxといってもどのディストリビューションを入れるのか? 慣れの関係上,Debian系のディストリビューションであるのは必須。会社ではDebianをノートPCに入れて使っているので,それが一番手っ取り早いけど,ちょっと違うものも試してみたい。というわけで,Ubuntu系ディストリビューションの Linux Mint を試してみることに。 Linux Mintは,デスクトップ環境別にCinnamon,MATE,Xfceの3種類が選べるけれど,とりあえず基本はCinnamonということだったので,Cinnamonを選択。 インストールは,UEFIのSafe Bootを切っておいたほうがいいくらいで,さくっと終了。Debianとかと比べると,あまりLinuxに詳しくない人でも困らない(考えなくてもいい)ようになっているなぁと。(個人的にはどうでもいい) で,無事にインストールしてログイン。 日本語入力環境は,何もしなくてもFcitx + Mozcがインストールされているので,これも困らない。起動キーを「Ctrl + Space」から「変換」に変更したくらい。 で, Emacs,vim Google Chrome keepass2 あたりを入れて,普通に生活できるように。 さすがデスクトップ向けディストリビューション。使いやすい。 ここで驚いたのがSp...

シンボリックリンクがおかしい (Windows Subsystem for Linux)

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Windows Subsystem for Linux,早速使い始めたらバグっぽい挙動。 適当なディレクトリのシンボリックリンクを ln -s /usr/ のように作成する。(ディレクトリ名の最後が"/"で終わっていることが重要) シンボリックリンクができていることを確認し,そこにcdで移動。 lsで見ると,リンク先のディレクトリの内容が見える。 どれでもいいので,その中のディレクトリの一つに移動する。 もう一度ls。 あれ?一個上の階層が見える? 気を取り直して,もう一回cdしてls。 あれ?やっぱりシンボリックリンクのすぐ先のディレクトリの中身だ。 どうも,ディレクトリ名の最後を"/"にした状態でシンボリックリンクを作成すると,その先のディレクトリに移動したときの挙動がおかしいもよう。 まあ,/をとってシンボリックリンクを作れば回避できるんだけど,ちょっと不便。 ところで,Windows Insider ProgramのBTSみたいなものってあるのだろうか。 どこにレポートすればいいんだろう?(これくらいなら既に上がっていそうだけど)

Windows Subsystem for Linux

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Bash on Windows (Windows Subsystem for Linux)を含むWindows 10 Anniversary Updateが待ちきれず,Windows Insider Programに登録してしまった。 で,1日待ってInsider previewが落ちてきて,ようやくWindows Subsystem for Linuxが使えるようになった。 で,早速起動。 本当にLinuxカーネルが動いている。で,とりあえず, sudo apt update sudo apt upgrade で,GNU screenが使えるか試してみようと思ったものの, /var/run/screenディレクトリが作れないということで動かず。 というか,ターミナルエミュレータとしてのコマンドプロンプトはちゃんと動いているのか?どうも,日本語の表示に若干難があるよう。manで試してみる限りでは,日本語を含まなければまともに動作している気がする。 ただ,rubyをインストールしてみたら,ruby 1.9.3p484がインストールされた。ん?古いぞ? Ubuntuっていつのバージョンのパッケージ?と思ったけど,/etc/apt/sources.listによると,trusty (14.04)と。 そうか,16.04なんてついこの間出たばかりだからさすがに無理だし,その前の14.04だと1.9.3だったのか。まあrubyに関しては,rbenvとかもあるし,まあいいか。 あとは,Ubuntu上のファイルシステムの場所がわからない。 肝心なのはユーザのホームディレクトリなのだけど。 まあ,とりあえず使ってみよう。