豊橋市葦毛湿原に行ってきた

夏の暑さも少し和らいできたということで,ふと,豊橋市にある葦毛湿原へ行ってきました。

葦毛湿原は,豊橋市東部の丘陵地帯の山麓にある湿原で,国の天然記念物に指定されています。私の場合,湿原というと長野県の霧ヶ峰の近くにある八島湿原を思い浮かべるのですが,八島湿原は泥炭などがたまってできた湿原なのに対して,葦毛湿原は地下水が湧出することによる湿原ということで,でき方も違うようです。実際,現地で見てみると,地表をきれいな水が流れていて,八島湿原(こちらは沼に近い)とは雰囲気も異なります。葦毛湿原は,このような湧水湿地としてはかなり広い方ということで,木道も整備されて歩くことも可能です。

暑さが和らいだとはいえ,まだまだ昼間は暑い。小一時間歩くことを考えると,朝涼しいうちに歩きたいということで,早めに出かけました。金山から名鉄の特急列車に乗って一路豊橋へ。

パノラマsuper

というか,実は今回のお出かけの目的の半分は,「鉄」だったので,前日のうちにパノラマsuperのミューチケット(座席指定券)で,先頭の展望席を予約済。

パノラマsuper展望席に乗車

豊橋駅からは豊鉄バスで葦毛湿原へ。ただ,せっかくなので,豊橋鉄道の「いこまい豊橋電車・バス 1日フリー乗車券」を購入。(バス,高いし)
バスにゆられること30分くらいで岩崎・葦毛湿原バス停へ。そこからさらに10分ほど歩くと葦毛湿原に着きます。バス停の近くに駐車場もあったのですが,思ったより車がたくさん駐まっていてびっくり。登山客もいそうですが。

湿原に着いて,木道を歩いて行くと,至る所にお目当てのシラタマホシクサが。

シラタマホシクサ

小さくて白いかわいらしい花です。秋の葦毛湿原を代表する植物ということで,見に来ている人も多かったようです。

その他,ミズギボウシと思われる花も咲いていました。

多分,ミズギボウシ

トンボも,シオカラトンボなど,いろいろ飛び交っていましたので,やっぱり秋になってきているなあと。

葦毛湿原を出た後,バスを乗り継いで,今度は二川宿の二川宿本陣資料館へ。多分,車だったら15分か20分で着きそうな距離のですが,バスを乗り継いでいくと1時間くらいかかってしまう。まあ,でもせっかくフリー乗車券もあるので,活用せねばもったいない。

400円と安い割に,展示だけではなく,保存されている旅篭や本陣の建物にも入れて,なかなかよかったです。

その後,ここからJR二川駅まで,旧東海道を約1kmほど歩いてみましたが,なんかこういう旧宿場町って独特の匂いがするんですよね。他の宿場町を歩いたときも感じるのですが。木の建物の匂い?

その後,いったん豊橋駅に戻った後,フリー乗車券を活用すべく,市内電車(路面電車)を1往復してから名古屋へ戻りました。

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