Raspberry Pi Picoで温度センサー
「n月刊ラムダノート Vol.4, No.1(2024)」でRaspberry Pi Picoの記事を見て,マイコンで動くRuby実装のPicoRubyなるものがあると知り,Raspberry Pi Picoを買ってしまいました。
実は,Raspberry Pi Pico自体,名前は聞いたことがあったのですが,てっきり従来のRaspberry Pi (Armベースの小型コンピュータ)の廉価版だと思っていて,あまり調べていませんでした。(Raspberry Pi 2は持っている)
この記事を見て,実はArduinoのようなワンボードマイコンで,I/Oポートがかなり充実しているのにかなり安いと知って,ちょっとびっくり。しかも,Rubyが動く。(オフィシャルには,C/C++もしくはMicroPython)
早速,Raspberry Pico HとWHを1台ずつ購入。(Hは,ヘッダピンがついた完成品,WHはWiFiつきでヘッダピンがついたものです。)
とりあえず,PicoRubyがちゃんと動いて,Lチカはできたのですが,I2Cでの接続がいまいちうまくいかない。手持ちの8文字×2行の液晶モジュールへの書き込みができない。
というわけで,とりあえずMicroPythonでI2C接続の温度センサー(ADT7410)と液晶モジュールを使ってみた。
無事に,センサーから値を読み出して,液晶に表示するところまで動作。
動画バージョン↓
まあ,正直,これくらいのことなら,普通のRaspberry PiでもArduinoでもできるんだけど,
- OSのインストールが不要(Raspberry PiはOSをインストールし,その上でプログラムを書かないといけない)
- PythonやRubyが使える(ArduinoはC風の言語を使わないといけないので,メモリまわりが面倒)
- メモリ容量が十分大きい
など,Raspberry Pi Picoならではのメリットも結構ある。
というわけで,もうちょっといろいろ遊んでみようと。
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