Reader Storeのチャレンジ
電子書籍業界では,AmazonのKindleやKobo,iBookStoreの影に隠れてしまっている感のあるSony Readerとその電子書籍ストアReader Storeですが,個人的には日本で使う分にはかなりいけている電子書籍環境なんじゃないかと思っています。
- 専用端末は,物理的なボタンでページめくりができる。(これ,超重要)
- 電子ペーパーの宿命といわれていたページのリフレッシュ(反転)がかなり抑えられている。
- かなり軽い。
- 日本語の書籍に関していえば,品揃えもかなり充実している。
- 純正のReader Storeだけじゃなく,紀伊國屋書店の電子書籍も利用可能。
ただ,最初に書いたとおり,どうにもKindleなんかの方が話題性に富んでいるようで,なかなか話題にもあがりません。Bookliveとか紀伊國屋書店のKinoppyとかもそんな感じでしょうか。
そんなReader Storeがしばらく前に始めたストア内のコミュニケーション。これが結構いけているんじゃない?と思っています。本を読んで,そのレビューを書く。で,そのレビューを参考にして本を買ってくれた人がいると,レビューの書き手に報酬が入ると。レビューを書く側にとっても,書く動機になりますし,レビューがたくさんついていると買うときの参考にもなります。いいレビューがたくさんついた本だと,買ってみようかという気にもなりますし。
まあ,レビューを読んでくれるのが,すでにSony ReaderもしくはSony Readerアプリユーザ限定っていうところが,レビューの報酬狙いとしてはちょっと弱い気もしますが,まあ,そもそも書評を書くために本を読んでいるわけじゃないのでそれはそれと。
というわけで,しばらくはブクレコとこのReader Storeのレビューとの二刀流で行くかなと思っています。
コメント
コメントを投稿