投稿

10月, 2015の投稿を表示しています

かけ算の順序問題

イメージ
今日,子どもの小学校の学校公開ということで,半休を取って授業を見てきた。 子どもが小学校2年生で,今日は算数の授業。あまり意識せずに行ったんだけど,そういえば,かけ算を習う季節。かけ算といえば,ここのところ風物詩になりつつある,「かけ算の順序問題」。ビンゴ! 「かけ算の順序問題」については,Twitterをはじめ,さんざんネット上でも議論されているので,くわしくは書かない。とりあえず,Wikipediaの「 かけ算の順序問題 」の項が,両論併記されていて,結構いい感じにまとめられている。 今日の授業では,お皿と果物の例を使って, リンゴが2個ずつ載ったお皿が4皿あります。全部で何個のリンゴがあるでしょう。 という質問に対し, 2×4 = 8 という式と答えを出させる練習をした後,先生が黒板にかけ算の式を書き, 「4×2」を表すように,黒板にお皿とリンゴを並べてください と質問。その時,答えた子が,最初お皿を4枚並べかけて,その後気づいてお皿2枚に4個ずつリンゴを載せて正解になったんだけど,先生が「間違えそうだったけどよかった」(というような内容のこと)を言っていた。というわけで,「かけ算には順序がある」という指導をされているんだろうなあ。まだ,子どもには確認していないけど。 で,子どもの算数の教科書(啓林館「わくわく算数 2下」)を見てみたけど,ばっちり順序があるという説明がされている。 啓林館 わくわく算数2下 p.19 「しきは,4×5かな,5×4かな…」という疑問に対して,「1つ分の数は5で,その4つ分だから,しきは5×4になります。」と書かれている。すなわち,「4×5は間違い」だと。先程のWikipediaの記事によると,啓林館の算数の教科書の指導書には,6年生であっても「式の意味(項の順番)をしっかりと意識させることが大事だ」と書かれているようなので,そういう方針なんだろう。 ただ,驚いたのは,児童の使用する教科書(検定教科書)にも順序の表記がされていること。教師用指導書は教員用のてびきなので,これ自体文科省の検定を受けているものではない。ただ,教科書は文科省の検定を受けているもので,そこに「かけ算の順序は意味がある」という記述があるということは,文科省もそれを認めているということ。 これまで,指導書に書かれて

Word 2016の不具合

会社で自分が使っているPC,昨年末に購入したもので,Office Home & Business Premiumがインストールされている。(Office Premiumは,プレインストール版のOffice 365) で,せっかくなのと,今後のテストのため,Officeを2013から2016にアップグレードしてみた。 アップグレードの方法自体,かなりわかりにくいと思うけど,それはいろいろと紹介されているのでパス。 問題は,Word 2016。これに,日本語環境でかなり致命的な問題がありそう。その記録として書いておく。 なお,下記を試した環境は, Windows 8.1 Pro Office Home & Business Premium ATOK 2015 1. ATOKで丸付き数字・記号文字が入力できない Word 2016を起動し,「①」「②」などの丸付き数字,「○」「△」「→」などの記号文字を入力しようとすると, ATOKを日本語入力状態にする。 キーボードから「1」と入力する。 「スペース」キーを押して,変換する。 「①」が出てきたところで,「Enter」を押して確定する。 入力されない… おまけに,キャレット(カーソル)の直後の文字の背景色が水色になる。(で,外せない) 会社だと,これらの文字は結構使うので,相当不便。 一応,回避策としては, Word 2016の「挿入」→「記号と特殊文字」から入力する。 別途,エディタに入力しておいて,コピペする。 Windowsの文字コード表から入力する。 というのがあるものの,いずれも相当面倒くさい。 もう一つ,実用度が非常に低い回避策としては, Word 2016上で「Insert」キーを押して,「置換モード」で入力する。 というのがあるが,当然ながら,キャレット位置の文字が上書きされて消されてしまう。おまけに,下記のMS-IMEでの問題はそのまま発生する。 2. 丸付き数字・記号文字の書体が変えられない 同じ環境で,ATOKからMS-IMEに切り替え(Ctrl + Shift),MS-IMEから入力すると,一応入力が可能。ただし, 本文をメイリオで入力していたとしても,丸付き数字や記号文字は,M

Kikuchi Magick on Web その2

昨日公開した Kikuchi Magick on Web ですが,Google Chrome以外の環境でまともに動作していなかったことが判明。 修正して,Firefox / Safari / mobile Safariでも,とりあえず動作しているよう。 もし,動かんぞとかあったら,お知らせを。

Kikuchi Magick on Web

イメージ
ふと思い立って,Webブラウザで動くKikuchi Magick - Kikuchi Magick on Web を作ってみた。今のところ,比較明合成専用だけど,とりあえずブラウザだけでコンポジットできる。 試してみたい方は, http://www.nuasa.org/~ken/KikuchiMagickOnWeb/ へGo! 現状, Google Chrome Windows 10上のInternet Explorer 10 Windows 10上のEdge で,動作を確認。ただし,IEおよびEdgeでの使用は非推奨。激烈に遅い。Edgeに至っては,Explorerからのドラッグ&ドロップでのファイルインポートができないので,使い勝手も猛烈に悪い。(Edgeって,まじめに普及させる気があるのかどうかすごい疑問) また,処理するファイル数が多いと,エラーが出るかも。