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9月, 2013の投稿を表示しています

KikuchiMagick 16bit画像に対応しました (Version 2.0.3)

先日書いた とおり,今までKikuchiMagickは元画像がRAWから16bit TIFFに現像したものなど,色深度が16bitの画像であっても,保存時に8bitにしてしまっていました。 これでは,せっかくの色深度がもったいないので,ちゃんと16bit画像として保存できるように修正しました。新しいバージョンは2.0.3となっています。いつも通り,Vectorからダウンロードできます。ダウンロードページなどについては, KikuchiMagickのページ をご覧ください。 なお,16bit画像として保存するためには,TIFF,psdなど,16bit形式をサポートしている画像として保存する必要があります。JPEGの場合,強制的に8bitに変換してしまいます。

実は16bit画像に対応していなかった (KikuchiMagick)

KikuchiMagickですが,実は元画像のbit深度が16bitでも,コンポジット・保存時に8bit化してしまっていたことが判明。今回,RAW撮影→16bit TIFFでコンポジットしてみて気づきましたが,やっぱり自分で使わないとだめですね。 とりあえず,プログラム側の対処はすませ,今Vectorで差し替えを依頼していますので,今しばらくのお待ちを。

中秋の名月ということで写真を撮ってみた

イメージ
さて,4月に「天体写真を撮ってみた」と言ったっきり,結局1枚も撮っていなかったのですが,中秋の名月があまりにきれいに晴れたので,少し撮ってきました。 とりあえず,中秋の名月。 EOS Kiss Digital X 135mm f/5.6 1/640秒 ISO 100 手持ちで一番長いのがこのレンズだったのですが,さすがに月を撮るならもう少し長いのが欲しいです。この写真,かなりトリミングしているので,サイズが寂しい。 続いて,比較明合成。 EOS Kiss Digital X 18mm f/4.5 8秒露出×138枚 ISO 400 なんか,前と同じような写真ですが,家の近所で撮っているので。。。。 何となく,デネブとアルタイルが写っていますが,構図もへったくれもないですね。 人様にお見せするようなものでもないですが,習作ということで。

Windows Imaging Component

KikuchiMagick ,なんとかRAWデータに対応できないかな?ということで,Windows Imaging Component (WIC)を試してみています。 WICとは,「 Windows Imaging Component の基礎 」などに書かれていますが,Windows Vista以降に追加された,画像操作用のフレームワークです。C++から使うには,COMを使わないといけないので,少々面倒ですが,必要に応じてcodecをインストールすることで,デジカメのRAWデータも扱えるはず。 あと,Windowsの内部機能だけですむので,imagemagickライブラリへの依存をなくせます。その分,比較明・比較暗合成の機能を実装しないといけないですが,難しい処理じゃないからまあいいかな。問題は,今のimagemagickを使うのと比べ,パフォーマンスがどうなるか。 こうご期待と言いたいところですが,久しぶりのC++やMFC,COMとの格闘なので,リハビリに少々時間がかかる気がします。(最近,Rubyとかjavascriptばかりだったので)気長にお待ちください。